民族のソウル・フード探訪 =111=

◇◆ 世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅   ◇◆

【“NATIONA GEOGRAPHIC/日本語版(文=中川明紀・編集者)”に追記補講】

まるでおにぎり?マレーシアの定番朝ごはん = 3/3 = ★

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​郷土料理ー1

  「アマンダの料理はどれもすっごく美味しいんです」と話してくれたのは、途中から同席してくれた高橋和香菜さん。 シェアハウスに住むアマンダさんの友人だ。 「シェアハウスのみんなで料理をつくったりもするんですが、アマンダはマレーシアのいろいろな料理を教えてくれるんです」と言う。

キッチハイクは料理を登録する仕組み。たくさんあるレパートリーの中でナシレマッを登録したのはなぜなのだろうか。

「マレーシアの料理ってインドネシアやシンガポールに比べると、日本ではあまり知られていないと思うんです。だから一番マレーシアらしい料理をつくることにしました。 そのとき、母国の味、懐かしいと思う料理は何かと考えたらナシレマッが浮かんだんです。 マレーシアではいつでもどこでも食べられるけれど、日本ではマレーシアレストランに行くか、自分でつくらないと食べられませんから」

ナシレマッが日本でどれくらい受け入れられるかを知りたいと話すアマンダさん。 サンバルもカレーも辛いのに、どこかやさしさを感じるのは彼女の思いが込められているからだろうか。 きれいに平らげた皿に目をやり、自然と言葉が出た。「私もお代わりしていいですか」

郷土料理ー2

マレー料理

多民族国家であるマレーシアでは、エスニックグループごとに独自の文化を維持しており、料理においてもそれぞれが互いに影響しあいながらも別々の発展を遂げている。 ニョニャ料理、クリスタン料理のように、それぞれが融合した料理も生まれているが、すべてが融合された料理の出現とはなっていない。

マレー料理はインドネシア料理、特にスマトラ地方の伝統的なもののいくつかと類似性を持っている。 また歴史的に中国、インド、タイなど他の多くの文化からの 影響を受け、それらとも異なる自身の料理を生み出した。マレー料理の多くはルンパ(Rempah)。 インドのマサラと似たスパイスペーストまたはミックス)を味付けの中心とする。 ルンパはスパイスハーブを磨り潰してスパイスペーストを作り、油で炒めて香りを引き出す。

インド系マレーシア人は南インドを中心としたインドに起源を持っている。 食事前に手を洗い、右手を使って食事をする。マレーシアのカレーは、多くのスパイス、ココナッツミルク、そしてカリーリーフが使用される。 チキンカリー、フィッシュカリー、およびイカカリーなどは最も一般的である。

中華系マレーシア人の料理は本土の中国料理から派生しているが、地元の食材や他文化の料理から影響を及ぼされているにもかかわらず、明瞭に中国料理として残っている。 中華系住民は一般的に豚肉を食するが、ホテルの中華料理屋やフードコートの中華料理の中にはマレー人にも食べられる「ハラール中華料理」もある(マレー人はムスリムであり、豚肉を食べることを禁じられている)。 その場合は豚肉の代わりに鶏肉などを使用している。

ニヨニヤ料理はマレーシアとシンガポールのニョニャ(Nyonya、娘惹 – 海峡中国人)やプラナカン (Peranakan – 中国系の混血、マレー人起源)の人々の手によって発展してきた。主に中国料理の食材を用いるが、ココナッツミルク、レモングラス、ウコン、パンダナスの葉、トウガラシ、サンバルなどの東南のアジアのスパイスをブレンドする。 それは中国料理とマレー料理の混合であるとみなすことができる。

マラッカは、16世紀初頭にポルトガル人が支配を始め、マラッカ海峡を通る船から通行料を取ることで繁栄したが、後にオランダ人人の支配を受けるようになって、迫害を逃れるためにポルトガル人と呼ぶことを止め、クリスチャンを意味するクリスタン人と名乗るようになった。 ポルトガル人、クリスタン人はマレー人やニョニャと結婚し、ポルトガル料理とマレー料理、ニョニャ料理の融合した料理を生み出した。

ポルトガル風のシチュー料理やケーキ作りの手法、タマネギの使用やマリネの手法を持ち込み、タマリンド、ココナッツ、ガランガルブラチャン、醤油など、地元の調味料を使用して、これまでに無かった風味を持つ料理を生み出したことに特徴がある。 現在もクリスタン人の間には次のような代表的な料理が伝えられている。

郷土料理ー3

 === 続く ===

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