民族のソウル・フード探訪 =117=

◇◆ 世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅   ◇◆

【“NATIONA GEOGRAPHIC/日本語版(文=中川明紀・編集者)”に追記補講】

★  まるで異国!アメ横の多国籍食品街 = 3/3 = ★

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​郷土料理ー1

​​​​​​ 家に持ち帰り、さっそく味見&料理開始。 まず、ツンドクバナナをTさんが口に入れた。「渋い!!」とのけぞるTさん。驚きつつも私も一口。 うわっ、確かに! バナナの香りがほんのりするものの甘みはなく、口が軽くしびれた。 うっかり渋柿を食べてしまったときのがっかり感が襲ってくる。

そこで素揚げしてみることにした。 マレーシアのアマンダさんが揚げバナナをつくってくれたときに「本当は調理用の甘くないバナナを使う」と言っていたのを思い出したからだ。 揚げたバナナからは渋さが消えていた。サツマイモの天ぷらのようにホクホクで香りも際立っている。 塩をつけると甘みが増し、Tさんは一転して「美味しい」とぱくぱく食べている。

続いてフィリピンのスープ「シニガン」をつくってみた。 フィリピン人の友人、ネネさんにつくりかたを聞いたところ、具材を煮てスープの素を入れるだけでいいようだ。 最近はフィリピンでもスープの素を使うのが主流なようで「簡単だし、野菜がたくさん食べられるのがいい」とネネさん。 具は地方によって異なり、野菜はその土地で採れるものを使うことが多いそうだ。今回はエビと大根、オクラ、タマネギ、トマトなどを入れた。

グツグツと煮立ったシニガンを味見すると、すっぱい……。 エビや野菜の旨みが出ているものの、けっこうな酸味だ。シニガンはすっぱいスープだった。 「フィリピンは暑いし、炒め物やココナッツを使った油っぽい料理が多いので、さっぱりしたシニガンが人気なんです」とネネさん。 タマリンドやライムなどの果実が酸味の秘密らしい。 「私は月に2回ほどつくります。たくさんつくって2~3日食べる。2日目が味がしみこんで美味しいですよ」

最後に臭豆腐。 軽快にフタをくるりとまわしたTさんがいきなり、「くっさー!!!」と叫んだ。 その瞬間、下水道のような、何かが腐敗したような臭いが脳天を貫く。 「なんだこれーー、食べ物の臭いか!?」。 いい大人が大騒ぎである。

要するに発酵食品なのだが、家の中に臭いが充満し、もはや鼻を洗濯バサミで止める事態。 とてもこれでは食べられない。 インターネットで検索すると「揚げる」と書かれていたので揚げてみた。 揚げバナナのように変わるだろうか。 しかし、どろどろの豆腐は揚げることでさらにどろどろし、台湾で見た臭豆腐とはまったく違う。こうなったら仕方がない。 意を決して口に入れる。

「しょっぱい!!」とTさん。 渋いやらすっぱいやら今日は忙しい。 確かに塩辛いが、コクがあって濃厚なチーズのような味わいだった。 だがやっぱり猛烈に臭く、吐き気をもよおしてきたのでそれ以上は断念。 こうして味見&調理会はまさかのギブアップで終了した。

後日、臭豆腐について台湾観光協会に問い合わせた。 すると、「台湾では臭豆腐を瓶詰めにすることはありません。 チーズのような感じでもないし、それは臭腐乳ではないですか」とのお返事。 臭豆腐は納豆菌などで発酵させた着け汁に豆腐を漬け込んだもの。 いっぽう、臭腐乳は豆腐にカビを繁殖させ、さらに塩水の中で発酵させるもの。 似て非なるものである。

慌ててラベルをみると「臭豆腐」とは書かれているが、製造地は北京。 中国の一部では臭腐乳を臭豆腐と呼ぶようだ。 苦しい思いをして食べていたのに違う食品だったとは……。 ちなみに中国では酒のつまみにチビチビ食べたり、お粥の中に少し入れて食べたりしているらしい。 外国の料理はまだまだ未知数。臭いのはもうコリゴリだが、来年も新たなソウルフードに出会うのが楽しみだ。

郷土料理ー2

築地市場は、東京都中央庫築地にある公設の卸売市場。 東京都内に11か所ある東京都中央卸売市場のひとつだが、その規模は日本・世界最大(広さでは大田市場のほうが広いが、取引金額は大田市場より大きい)であり、代表的な卸売市場である。

築地六丁目にある駐車場の一部を除き、築地市場の所在地は「東京都中央区築地五丁目2番1号」。  築地市場は、面積約23ヘクタール。 この中で、7の卸売業者と約1000(うち水産約820)の仲卸業者によってせりが行われる。 2005年の取扱数量は、全品目合計で約916,866トン(一日当たり水産物2,167トン、青果1,170トン)、金額にして約5657億円(一日当たり水産物1,768百万円、青果320百万円)になる。

現在築地市場で取り扱う品目は水産物(取扱量日本最大)のほか、青果(東京では太田市場に次ぐ第二位)・鳥卵・漬物・各種加工品等がある。

築地市場の扱う生鮮品の良さや食堂棟のグルメがマスコミに頻繁に取り上げられるようになったこと、築地市場の売り上げの減少により業者以外の入場規制の解除を行い観光客の誘致を働きかけるようになり、一般の見学客や購買客が大勢訪れるようになった。 現在は東京の観光ガイド本はもちろん、外国人向けガイドブックにも築地が取り上げられ、日本の観光地の一つとなっている。

また、築地市場の別称である場内市場と、築地市場に隣接した商店街である場外市場とがあり、市場敷地内は東京都管轄の卸・仲卸・関連事業者と呼ばれる業者販売を前提とした店であるが、場外市場は通常の商店街と同じで一般客や観光客を相手にした店が多い。 新大橋通りと晴美通りとの交差点から市場にかけての地域がそれにあたる。

郷土料理ー3

 === 続く ===

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