睡眠の都市伝説の真意 =028=

☆彡 睡眠の都市伝説を斬る =三島和夫・睡眠研究者= 彡☆ 

【この企画は“Webナショジオ・連載/睡眠の都市伝説を斬る”に追記補講した】

もっと光を!! 冬の日照不足と鬱の深~い関係  =1/3= 

​​ ​​​​睡眠研究=1

 北国育ちの私にとって「冬にちょい寝坊する」のはごく自然なことである。 早朝会議に遅刻しそうになることもあるが、冬の間は「雪かきに手間取っちゃって ^_^;」で切り抜ける。 夏になれば朝起きも楽になるし。

「冬にちょい育つ」のもごく自然なことである。 太った? なんてデリカシーのない質問にめげそうになることもあるが、冬の間は「イヤイヤ、着ぶくれ」で押し通す。夏になれば少し凹むし。

北国に限らず、冬になると眠くて朝が辛い、体重が増える、という経験をしている方は少なくないと思う。 我々が全国各地に居住する一般人約1000名を対象に行った調査でも、成人の10%で睡眠時間と体重に明瞭な季節変動が認められた。 睡眠時間、体重ともに1月がピークで、8月が最低となる。 この種の調査は世界各国で行われていて、人種、文化、南北半球に関わらずほぼ同様の結果が得られている。

冬季に眠気や体重が増加するのと同時に、「人と会うのが面倒」「何事も億劫」など抑うつ症状が一緒に出現することがある。 冬季うつである。秋口から始まって、春先には自然に改善するためそれと気付かず、「寒いから仕方が無い」と諦め、長年辛い正月を過ごしている方も少なくない。

突然ですが、次のチェックリストに答えてみてください。

睡眠研究=2

 読者の皆さんは何点だっただろうか。 このチェックリストはSeasonal Pattern Assessment Questionnaire (SPAQ)と呼ばれ、気分や睡眠の季節変動の大きさを簡単に知ることができる。合計点が7点以下であれば季節変動が「正常範囲内」、8点~11点であれば「冬季うつの前段階」、12点以上は「冬季うつの可能性がある」とされる。

先の私たちの調査でもSPAQを用いた。 高緯度地方から低緯度地方まで広くカバーできるように北海道(札幌)、秋田県(秋田市)、千葉県(銚子市、習志野市)、鳥取県(鳥取市)、鹿児島県(鹿児島市、奄美市)の5道県7地域で調査を行った。

睡眠研究=3

=資料・文献 (The Wallstreet Jouurnal)= 

7時間睡眠が8時間より有効かもしれない理由 =1/3=

睡眠時間は実際どのくらい必要なのだろうか?

一般的に健康な成人には一晩に7~9時間の睡眠が勧められている。ただ、睡眠を研究する科学者たちによると、最近の多くの研究成果を踏まえ、米国人の平均睡眠時間が減っている傾向を反映した新たな指針が必要だという。

認識や健康に関わる一定の基準からすると、最適な睡眠時間は長い間考えられていた8時間ではなく、7時間だということが複数の研究で明らかになっている。ただ、多くの医師がこの結果に疑問を呈している。

最近の他の研究によると、一晩ぐっすり眠るのをたとえ20分でも短縮すると、翌日の活動能力や記憶力が損なわれるという。また睡眠が少な過ぎるだけでなく、多過ぎることも、糖尿病や肥満、心疾患といった健康上の問題や死亡率の高さと関連していることが分かってきた。

アリゾナ州立大学フェニックスで寝過ぎの影響について研究しているショーン・ヤングステッド教授は「死亡率と罹患(りかん)率は7時間(の睡眠)で最低水準にある。8時間以上は有害だと一貫して示されている」と話す。

医療専門家や研究者たちからなる委員会が、睡眠に関する科学論文を調査したうえで新たな指針を出すことになっており、米疾病対策予防センター(CDC)が助成金を出している。指針は2015年までに出される見通しだ。

カリフォルニア大学サンディエゴ校のダニエル・F・クリプキ名誉教授(精神医学)は6年間にわたって、大規模ながん研究に参加した110万人に関するデータを分析した。睡眠時間が6.5~7.4時間と回答した人々は、睡眠時間がそれよりも短いか長かった人々よりも死亡率が低かった。02年に総合精神医学文書で公表されたこの研究では、薬を含む32の健康要因が調整されている。

睡眠研究=4

 === 続く ===

前節へ移行 ; https://thubokou.wordpress.com/2017/07/15/

後節へ移動 ; https://thubokou.wordpress.com/2017/07/17/

 ※ 下線色違いの文字をクリックにて詳細説明が表示されます ⇒ ウィキペディア=に移行
*当該地図・地形図を参照下さい

—— 姉妹ブログ 一度、訪ねてください——–

【疑心暗鬼;民族紀行】 http://bogoda.jugem.jp/

【浪漫孤鴻;時事心象】 http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/

【閑仁耕筆;探検譜講】 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中