民族のソウル・フード探訪 =137=

◇◆ 世界魂食紀行 ソウルフード巡礼の旅   ◇◆

【“NATIONA GEOGRAPHIC/日本語版(文=中川明紀・編集者)”に追記補講】

  ★ マカロニ・アンド・チーズは米国版ママの味 = 1/3= ★

​​​郷土料理ー1

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

   最近、レンタルビデオ店に行ったときのこと。 何気なく見ていたDVDの棚の中から、一本の映画を発見した。 1997年、アメリカ製作の『ソウル・フード』。 「わわっ、なんとストレートなタイトル。これは観ろってことだよな」とひとりごちながら、レジカウンターへ。

シカゴに住むアフリカ系アメリカ人家族のことを描いたヒューマン・ドラマなのだが、その中心となるのが母親がつくる「ソウルフード」。 それぞれ家族を持った三姉妹は、毎週日曜日になると料理上手な母親の家に集まり、母の料理を手伝って食卓を一緒に囲む。 個性の異なる三姉妹はときにぶつかりあうが、母のソウルフードがそんな家族の要となり、絆を深めていく。 切なくも心が温まり、家庭の食卓が恋しくなる映画だった。

そもそもアメリカにおけるソウルフードとは、アフリカ系アメリカ人の伝統料理のことを指すらしい。 奴隷制の時代、奴隷とされたアフリカ人たちは牛や豚の内臓といった雇い主が食べないものなど、手に入る食料のみで生きなければならなかった。それらを美味しく食べるために工夫され、発展したのがソウルフードで、内臓や豆の煮込み、ナマズのフライ、コーンブレッドなどがある。

実際、映画の中でもそれらの料理がテーブルいっぱいに並べられるのだが、その中で私が気になったのが「マカロニ・アンド・チーズ」。  これって、『ホーム・アローン』(1990年製作)でマコーレー・カルキン演じるケビン少年が、泥棒と戦う前に食べる料理じゃないか。

マカロニ・アンド・チーズは人種に関係なくアメリカの食卓に欠かせないものなのかもしれない。 ケビン少年が食べていたのはインスタントだけど、日本のラーメンと同じようにインスタントにするほど身近な料理ってことだろう。 そう思うと、無性に食べてみたくなった。 そこで、輸入食品店をハシゴして大手食品会社クラフト・フーズ社のインスタント商品を見つけ、つくってみたのである。

箱の中に入っていたのは、マカロニとオレンジ色のミックスチーズの粉のみ。このほかにバターと牛乳を用意する。 つくり方はいたって簡単。 茹でたマカロニにバターと牛乳、チーズを混ぜるだけで完成だ。 チェダーチーズを使うことが一般的で、このミックスチーズもチェダーチーズの割合が多いようだ。 独特の発酵臭がほわーんと漂う。 マカロニにチーズがよく絡まったところで、いただきまーす!

郷土料理ー2

マカロニ・アンド・チーズ(macaroni and cheese, macaroni & cheese)は、茹でたマカロニに塩味の効いたチーズソースを絡めたグラタン料理の一種。 チーズはチェダーチーズを使うのが一般的である。

手軽に作れるとあって、アメリカ及びイギリアウでは家庭料理として普及しており、特に子供に人気が高く、「マッケンチーズ(Mac’n Cheese)」の愛称で親しまれている。 アメリカの殆どの学食のメニューにも載っている定番料理である。

マカロニ・アンド・チーズはアメリカやイギリスでは、大概のスーパーマーケットで購入が可能であり、乾燥したマカロニと粉末状のチーズソースがセットになった箱入りの商品の他、冷凍食品や、惣菜としても売られている。 作り方は沸騰した湯でマカロニを茹で、湯を切った後、鍋に戻したマカロニと一緒に、チーズソースの粉末、バターと牛乳を入れ、ソースとマカロニが十分絡み合うまでかき混ぜれば完成する。 好みで刻んだハムやソーセージ、玉葱、挽肉などを加える場合もある。

カナダにおいて、マカロニ・アンド・チーズはイギリス帝国の他の地域からのイギリス系移民によってカナダに伝えられた。 マカロニ・アンド・チーズのレシピは少なくとも古くて1845年出版の『現代の実践的な料理法』には記載されている。 また、ソースにはクリーム、卵の黄身、メース、マスタードを使い、すりおろしたパルメザンかチェダーチーズをかけるということが書かれている。 カナダのチェダーチーズもこの時代から人気が出はじめ、この時代中にもよく使われた。

郷土料理ー3

 === 続く ===

前節へ移行 ; https://thubokou.wordpress.com/2017/07/22/

後節へ移動 ; https://thubokou.wordpress.com/2017/07/24/

 ※ 下線色違いの文字をクリックにて詳細説明が表示されます ⇒ ウィキペディア=に移行
*当該地図・地形図を参照下さい

—— 姉妹ブログ 一度、訪ねてください——–

【疑心暗鬼;民族紀行】 http://bogoda.jugem.jp/

【浪漫孤鴻;時事心象】 http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/

【閑仁耕筆;探検譜講】 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中